夢二をめぐって銚子歩き、からの、鉄旅
昨日は、こんなイベントに参加してみました。
銚子電鉄も、夢二仕様の特別ラッピング車。しかも、イベント開催中限定の1日乗車券も。
銚子駅では、にぎやかなお出迎えも。
夢二は、銚子に避暑に来て、旅館の娘「カタ」さんに恋をしました。でも、夢二には妻子あり。ひと夏限りの恋を忍びうたったのが「宵待ち草」だそうです。
銚子市には、この詩碑や、カタさんのおうちだった旅館跡(石灯籠が残っているそうです)などがあります。ほかにも、著名な作家の碑もいくつも。その昔、銚子は、作家たちの逗留の地だったのですね。
今回は、銚子駅を電車で出発し、海鹿島駅下車。海鹿島駅から徒歩で松林を抜けて、夢二の詩碑の前で着物美人による朗読を聞き、そのあとカタさんの旅館跡を見て、海岸からさらに松林を進み、君ヶ浜駅に出る、というルート。
写真がないのは、あいにくの雨だったから。
あと、海岸からの松林は、昔の海岸通りだったとのことですが、現在は、獣道近い様相。下草は生えているし、雨だったので砂地に松葉が茂る道は、事前にちょっと言って欲しかったかなぁ。これから参加される方は、虫よけ対策をして、おしゃれ靴は避けたほうがいいかと。同じコースかどうかは知りませんが、たまに、まち歩きイベントやっているそうなので。
まち歩きの写真がないので、ここからは鉄旅写真をどうぞ。
もうすぐ建て替えとなるJR銚子駅。現在の駅舎は、終戦後旧海軍の飛行機格納庫を移築したもの。
銚子電鉄・仲ノ町駅からヤマサ醤油の工場を。いかにも、工場工場しててかっこいい。
仲ノ町駅から川のほうに向かって、ヤマサ醤油の工場の、「なぜこの建物のこんなところに庇があるのかな?」という建物のわきの道をたどると、旧国鉄の新生駅(貨物駅)跡にたどり着きます。
昔の航空写真を見ると、駅もありますし、そこから港に向かう線路も確認できます。歩いてきた道が、昔は線路だったんです。
http://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do?specificationId=163845
(1952年の仲ノ町駅付近の空中写真)
この写真を見ると、醤油工場の庇が線路に張り出しているのも確認できます。下の写真で、不自然な庇があるのも、やはり、線路があった時代には、線路に向かって張り出していたようですね。
なんだかすっかり、夢二関係ない記事になってます。
最後に、帰る途中に見えた夕焼けがきれいだったので。