ライフスタイルに合わせて
先日つくったお散歩バッグ。
自分としては、「お散歩するとき、ちょっとおでかけのときは、このくらいの荷物で身軽に歩きたいよね?」という発想から、ちょっと小さめに作ったのですが。
思ったより小さい、という声がちらほら。
自分も実は、理想としてはあのサイズがいいのですが、普段の荷物からいうと、ちょっと小さい(涙)
しかも、行きはよいとしても、帰りにうっかり荷物が増えるとちょっと困る。最近、小さめのバッグ(じぶんでつくったものよりはちょっと大きい)で出かけることが多いのですが、美術展とか見るとチラシとかパンフレットとかもらうじゃないですか。それが入らない。
で、つくってるときから、「これは、広げると大きくなるバッグを忍ばせる必要があるぞ」と考えてまして。構想はあったのです。
それを満を持して作成。
つまり、
「使わないときはコンパクトに畳んで収納。使うときは広げてらくらく」
をコンセプトとして。
コンパクトさを重視するために、薄めの布で、裏地なし。
でも、布端が露出していると見た目が汚いので、袋縫いと折り伏せ縫いを駆使して、布端は表出さず。ついでに、普通に縫い合わせるよりは強度もアップ。薄めの布でも、比較的丈夫に。
小さなバッグでも邪魔にならないように。使うときには、さっと広げて。
ただ、普段は折り畳んでいる分、しわはついちゃいます。広げた時に気になるかも。でも、中にものを入れて下げれば、引っ張られる分、しわは気にならないんじゃないかと。
つくったからには売ってますが、まずは、自分の行動を見つめて、自分が便利になるものとしてつくってます。
自分がつくる作品は、だいたいこの発想ですけどね。
ちなみに、畳み方写真は、オックスの比較的厚い生地を使っているので厚みがありますが、薄い生地を使ってつくっているものは、もっと平らになります。