アイロン台について
私、実は、昨年ひざを痛めまして。
原因は、筋力不足に、普段の生活での膝の使い方。
床に座って生活する、というスタイルそのものです。
そして、ハンドメイドでは、床に座ってちゃぶ台で作業、アイロン台も座って使うタイプ、ともろにひざを痛めるスタイルでした。
そこで、1か月ほどリハビリに通って理学療法士さんに筋力の付け方を教えてもらうと同時に、作業環境の改善を。
アイロン台、立って掛けられるやつをホームセンターで見つけて買いました。思ったよりもすごく安くてびっくりでした。
ところがところが。
安いだけあって、安定しない。ぐらぐら。
そして、どうも肉(中綿)が薄いようなのです。
よく、アイロン台は固いのがいい、とか言われます。が、このアイロン台、固いの柔らかいのという以前に、肉が薄いのです。肉(中綿)が薄いので骨(金属の網)にあたるというか、布に骨の跡がつく。
作業上、キルト芯を圧着するというのが多いのですが、圧を掛けると余計に跡がつく。
グラグラするのは、手で押さえればなんとかなりますが、跡がつくのはどうしようもなく。
そこで、思い出したのは、アイロン台用のフェルトの別売り。
中綿、高熱がかかるので下手なので代用できないので、専用のフェルトを追加で購入しました。
比べてみると、元の中敷きの3倍くらいはありそうな厚さ。ふかふかです。
さっそく大きさを合わせて敷いてみると、もうアイロンのかけ心地が違う違う。よいお買い物をしました。
結局、中敷きのほうがアイロン台本体より高くなったのですが、そうはいっても使い心地が優先です。
教訓
安いものには気を付けましょう。もしくは安いものにはそれなりの覚悟をしましょう。かけるコストは掛けましょう。
とはいえ、別に安かったから選んだわけではないんですけどねぇ。
オーダーで数寄屋袋をつくりました
久しぶりの更新です。
みなさん、数寄屋袋ってご存じでしょうか。
私は知りませんでした。
お茶を習っている知り合いから、なかなか売っていないので作ってほしいという依頼を受けました。
そこで、まずは「数寄屋袋」とはなんぞや?というところから。
数寄屋袋とは
数寄屋袋とは、懐紙入れよりひと回り大きく、お茶席の際に袱紗・扇子・懐紙・菓子切を入れたり、替えの足袋や小物を入れることができる袋物のことをいいます。
1枚の正方形の布の三隅を合わせて、残りの一隅を蓋にするよう。ご依頼主がすでに持っていたものをよく見て構造を理解。
調べてみると、minneさんでも100点も出品がないよう。これはほんと売ってない。
ということで、懇意にしている老舗の生地やさんで、生地をチョイス。
お稽古で使うということで、
1.洗濯できる
2.着物に見劣りしない
3.お茶席に違和感がない
を条件に、生地を探しました。
洗濯できるように、綿100%で、かわいいイラストではない和柄で、プリントだけど見劣りしないように金が使われているもの、という縛りで選んだら10種類もできてしまいました(オーダーは8個)
洗濯することを考えると、紙やプラの芯は入れられません。
それでも、保型をしっかり、それでいて布を優しく畳んだ感じを残せるよう、芯もチョイスしています。
制作時期が年末年始にかかってしまい、マグネットホックや芯地の手配に時間がかかったので、待っている時間に、おそろいで小銭入れも作ってみました。
ご依頼主には喜んでいただけたみたいですが、10個作って6個のチョイスになるので、果たしてどれを選んでいただけるでしょうか。
スイカの日にスイカの刺繍ブローチを
7月27日はスイカの日、らしいとのことなので、
以前つくっていたスイカのブローチのきいろバージョンを慌てて仕上げました。
刺繍部分は終わっていて、ブローチの形にまとめる作業が残っていたんです。
ついでに、メロンのブローチも仕上げ。
こちらは、あみあみの部分がなかなか大変で。
メロンの雰囲気が感じていただけるといいのですが。
ブローチとして出品しておりますが、ご希望でヘアゴムかパッチン留め(スリーピン)に変更できます。
バッグや帽子につけると、存在感ありますよ。
ちなみに、わが町はメロンの産地で、貴味メロンの名でブランド化されています。
今年のシーズンは終わってしまいましたが。
今年はたまたま現地でスイーツフェアをやっているのを知って、食べてきたのですが、写真を間違って消してしまいました。
おいしかったのに。
シーズンに食べにきてね。
スイカも産地ではありますが、うちは家庭菜園で育てて、購入して食べるということはほとんどありません。
しかも、今年は大豊作。毎日スイカを食べています。
【スイカとメロンのブローチはminneさんで】
トートバッグで春のお出かけ
春はお出かけ、と先の記事にも書きましたが、春のお出かけをイメージした作品の紹介第2弾です。
どんだけお出かけしたいのでしょうか、この作者は。
浮足立ってますね。だって、春だから。
お出かけするには、バッグが必要です。それも大きな。
お財布に、飲み物に、カメラに。
もしかしたら、レジャーシートも。
ゆっくりお花見でもしようと思うものなら、荷物はあっという間に、いっぱいに。
そんなときに、ざっくりと荷物を入れられる、ちょっと大きめのトートバッグが大活躍します。
いっぱい入るのはもちろん、肩掛けできると持ち運びも楽ちんです。
また、いっぱい入って、がばって口の開くバッグは荷物の出し入れには便利ですけど、ちょっと簡単に手を入れられてしまうのが、ちょっと心配。
そこで、大切なものはしっかりキープできるように、中にファスナーポケットを1つ。
ちょっと浅めに作ってあるので、小さな小物が奥に入っちゃって取り出しづらい、が起きにくいようにしています。
外ポケットは2つ。よく出し入れする小物を入れるのに。
こちらはこぼれ落ちないように、ちょっと深めに。
深めに作ると、柄も大きく入りますしね。
縫い方をちょっと工夫して、外袋と内袋がくっついてます。くっついていると何が良いかというと、内袋がべローンと飛び出ないんです。外袋と内袋が一体化している良さは、「裏布がずれちゃって」という苦労をした人ならわかっていただけるかも。
色は、いまのところ、春らしいパステルカラー2色と、いろんな服装に合わせやすい黒2種類と、和風の猫がかわいい赤1種類。
お出かけお出かけ。
【minneで購入できます】
春を誘うコースター
春といえばお出かけ!というくらい、お出かけのことばかり考えています。とはいえ、ピクニックなど憧れで終わっちゃってますけど。
そんな憧れのピクニックに持っていって、こんなので飲み物をキープできたら素敵だなぁというイメージで、コースターをつくってみました。
春らしいパステルカラーのお花には、ナチュラルな風合いの生成りの生地がよく合います。
カラーバリエは、ピンク、ミントブルー、黄色の3色。
黄色のお花は、菜の花をイメージしていたのですが、完全にぴったりというのはちょっとなかったので、近いイメージの元気の出るビタミンカラーのお花を。
かわいいコースターは、食卓のワンポイントにぴったりです。
【minneで販売中】
君の名は
すいません、流行りの言葉に乗ってみました。
庭で伸び放題になっていた木を1本、きれいに刈り込んだら、
陰になっていた部分に隠れるように、青い実を付けた茎が1本。
自然のものの神秘そのもののような美しい青い色。
この実はいったいなんの実なのでしょうか。